2009年08月24日

悼む人

読みました。「悼む人」

天童荒太…私の現在大好きな作家です。
お盆中に読もうと思ってかったけれど、パソコンが壊れそれどころじゃなくなり、昨日から読み始めたんだけど・・・・止まらなくなり、やっと今読み終えました。

私は感想文を書くのがとても下手ですが、「いい」ということだけは伝えておきます。

彼の今までの作品もそうですが、「死」をテーマにしている。いや、「生」なのか「愛」なのか。

死んでも、その人を忘れない…という行為を「悼む」とここではよんでいますが
時々いろんなドラマでもそう言いますよね、死んでも私の中で生き続けている、って。

死は一瞬であり、以後継続されますが、生きている時と死んでいる時の違いは何か。

『誰を愛していましたか、誰に愛されていましたか、感謝されたことは何ですか』この3点で人の生きている証を表せるとしたら、
生きるということは何か、答えをもらったような気がします。

神のような存在である主人公も印象的ですが、彼の母親=末期がんで自分の死を見据えながら生きる姿に感銘を覚えます

人の生きる意味が、この3つであるとしたならば、私ももう少しましに生きなければなりません。

暇があったら読んでみてほしい一冊です。




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